全日本空輸(ANA)に転職すべき?口コミでわかる特徴と転職成功のポイント集

中途採用で全日本空輸(ANA)に転職を考えているものの、実際に自分に合った働き方ができるかどうか分からずに二の足を踏んでいませんか。

企業HPにはいい面しか書いていないことがほとんど。口コミサイトには社員の名前の声が掲載されていますが、それら一つ一つを精査するのは大変でしょう。

加えて、実はあまり知られていない、全日本空輸(ANA)への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。

このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、全日本空輸(ANA)への転職についてご紹介します。

  1. まとめ|全日本空輸(ANA)の特徴と転職のポイント
  2. 全日本空輸(ANA)の企業情報
  3. 全日本空輸(ANA)の採用情報
  4. 全日本空輸(ANA)の求人情報
  5. 全日本空輸(ANA)に関する口コミまとめ
  6. 全日本空輸(ANA)への転職を成功に導くたった1つのコツ
  7. 全日本空輸(ANA)転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
  8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

1. まとめ|全日本空輸(ANA)の特徴と転職のポイント

次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「全日本空輸(ANA)に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。

全日本空輸(ANA)の特徴

  • 東京本社、エアライン・スター・ランキングで5年連続5スターを獲得している大手航空運送企業
  • 平均年収は853万円と高め、残業時間は月10時間程度
  • 福利厚生や女性の働きやすさが高く評価されている
  • 若いうちからチャレンジできる社風がある風潮がある

全日本空輸(ANA)転職のポイント

  • 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
  • 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう

2. 全日本空輸(ANA)の企業情報

 社名 全日本空輸株式会社
本社所在地〒105-7140 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター
代表者代表取締役社長 平子 裕志
発足2012年(平成24年)4月2日
資本金25,000百万円
連結売上2017年3月期 1,765,259百万円
従業員2017年3月31日時点 13,518名(グループ全体:39,243人)
事業内容航空運送事業・その他附帯事業

2-1. 事業内容

2012年に発足した全日本空輸(ANA)は、東京に本社を置く航空運送の大手企業です。

設立は1952年ですが、2013年に持株会社制への移行とともに商号を「ANAホールディングス株式会社」へ変更し、現在はグループのいち子会社として、定期航空運送事業などを管轄する立場となっています。

全日本空輸(ANA)の事業内容

英国のスカイトラックス社が発表している「エアライン・スター・ランキング」では、日本の航空会社として初めて「5スター」を獲得。2017年現在、5年連続で「5スター」の称号を手にしています。

事業内容は定期航空運送事業のほか、不定期航空運送事業や航空機使用事業、それに附帯するさまざまな事業の一切を行っており、年間5,041万もの人々を世界90都市へ送り届ける空の足としての役割を担っています。

もちろん貨物輸送も行っており、年間131.6万トンの貨物を世界中に送り届けています。

2-2. トップメッセージと事業計画

全日本空輸(ANA)はグループ全体として、お客様の「安心と信頼」を守り、価値ある時間と空間の提供、そして「夢あふれる未来」づくりへ貢献することを経営理念としています。

グループとして以下5つを行動指針として定めており、「あんしん、あったか、あかるく元気!」という言葉をメインスローガンに掲げています。

2-3. グローバル展開

国際線だけでも41都市に就航している全日本空輸(ANA)はアジアやアメリカ、ヨーロッパなど世界各国に事業所を持っており、それぞれでANAブランド向上を図る施策を行っています。

ANAホールディングス 企業HP:https://www.ana.co.jp/group/

ホームページで、以下のポイントをチェックしておきましょう。

見るべきポイント
事業概要多様な事業展開を行っているため、自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックしましょう。
採用情報「採用者情報」の「メッセージ」などをチェックして、あなたに合うかを考えましょう。
会社理念・社長メッセージ会社がどこへ向かっているのかをチェックしましょう。
全日本空輸(ANA)のミッション/ビジョンがあなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。

3. 全日本空輸(ANA)の採用情報

業界大手のメーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?

全日本空輸(ANA)の採用情報についてお伝えします。

3-1. 全日本空輸(ANA)の採用職種

ANAホールディングスでは「ANA採用」と「ANAグループ採用」のふたつの採用形態をとっています。ここでは主にANA採用について詳しくお伝えします。

ANA採用では以下3つの職種の募集を行っています。

  • グローバルスタッフ職(事務)
  • グローバルスタッフ職(技術)
  • 客室乗務職

グローバルスタッフ職(事務)

会社の運営や経営に携わる「コーポレート機能」やエアラインビジネスに関わる「ビジネス機能」、そして航空機の運航・サポートを行う「オペレーション機能」という、ANAの中核を担う総合職です。配属先によって異なりますが、事務職であっても高い専門性が求められる業務が多い傾向にあります。

グローバルスタッフ職(技術)

航空事業の品質に関わる職種で、スタッフ部門と現業部門のふたつに分かれています。航空機器の整備以外にも、航空機整備プログラムの策定や燃料の品質保証、また部品などの生産管理業務などもこの職種で行われており、高い専門性が必要とされます。

客室乗務職

いわゆるキャビンアテンダント業務に携わる職種です。中途採用の場合は「一般」「現役客室乗務員(国際線)」「再雇用」の3つの応募区分があります。一般は客室乗務員の経験を問わない採用区分、現役客室乗務員(国際線)は客室乗務員としての経験を有する方向けの採用区分、再雇用はANAの客室乗務員として働いたことのある方向けの採用区分となっています。

ANAグループ採用

ANAグループ採用では、全日本空輸(ANA)以外のANAホールディングスで発生する業務の求人が主となります。例えば搭乗手続きなどをサポートする空港旅客サービス業務やコールセンター業務、また子会社であるバニラ・エアのフライトアテンダント募集などもあります。

3-2. 平均年収

転職時の平均年収 : 440万~520万円

社員の平均年収 : 853万円(平均年齢:48.4歳 ANAホールディングスとして)

参考:会社四季報

全日本空輸(ANA)の年収は、業界内でも高めの年収だと言えるでしょう。一般的な福利厚生はもちろん、空席がある場合無料で飛行機に乗れるなどの特典も多く、残業代も比較的支給されるホワイト企業です。

一方で、年功序列の機運が強く、よほどの業績を上げないと、給与やボーナスが変動する事はありません。同業界に比べれば高い年収が期待できますが、同僚と比較してずば抜けた年収を得ることは期待できないと言えます。

3-3. 労働環境

平均残業時間 月:10時間

全日本空輸(ANA)の平均残業時間は【10時間程度】です。同業界の日本航空株式会社(JAL)の残業時間は18時間程度と言われているので、業界内では比較的残業が少ない企業だと言えるでしょう。

ただ、職種やフライトスケジュールによっては残業時間が大きく変わる場合も。転職時には事前の確認と、転職コンサルタントへの相談を欠かさず行う事をおすすめします。

3-4. 中途採用メッセージ

全日本空輸(ANA)では中途採用者に向けて、【Change for New Value】というメッセージを発信しています。

中途採用では高い専門性に加えて、チャレンジ精神・グローバル視点という、今後の全日本空輸(ANA)の成長に必要な要素を持っている事が求められます。

全日本空輸(ANA)への転職を検討されている方は、ぜひ上記3つの観点を意識して面接に臨むと良いでしょう。

4. 全日本空輸(ANA)の求人情報

全日本空輸(ANA)への転職を検討しています。どんな求人がありますか?

ここから、全日本空輸(ANA)の求人情報をご紹介します。一年中求人があるわけではないため、残念ながら2017年12月現在、大手転職エージェントである『JACリクルートメント』『doda』への求人は確認できませんでした。そこで、2016年のANA 中途採用情報ページから求人情報をチェックしてみましょう。

全日本空輸(ANA)では2016年、前述した「グローバルスタッフ職」の事務と技術、そして客室乗務職の3種類の求人があったようです。

エントリーの募集から締切までの期間は約1ヶ月となっており、職種によって時期が異なるようです。2016年度の情報を参考に準備をしておくのが良いかもしれません。

  • グローバルスタッフ職(事務):(募集)9/11 (締切)10/15
  • グローバルスタッフ職(技術):(募集)11/4 (締切)12/20
  • 客室乗務職:(募集)一般・再雇用 7/19(現役客室乗務員は不明)(締切)一般・現役客室乗務員(国際線) 8/27 再雇用:9/9

5. 全日本空輸(ANA)に関する口コミまとめ

内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、全日本空輸(ANA)の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。

全日本空輸(ANA)に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。

コメント
給与・福利厚生(待遇)
  • どの職種も給与待遇への満足度は高い
  • 福利厚生や研修制度も充実
  • 客室乗務職は妊娠がわかった時点で産休に入れるなど嬉しい待遇も
仕事のやりがい・成長
  • 若手にも責任ある仕事を任せてくれる
  • 技術や客室乗務職は乗客と直接触れ合う機会も多く、直接感謝の言葉を伺えるため強いやりがいを感じることができる
  • ときに厳しい指導が入ることもあるが、成長できる環境が整っている
人間関係・社員の雰囲気
  • 上下関係が厳しく体育会系
  • 挑戦的な社風はあるものの協調性を求められる場面も多い
その他
  • 出産、育児休暇に関しては充実
  • 残業時間は10時間と長くなく、ホワイト企業度は高い

5-1. 給与・福利厚生(待遇)

給与待遇への満足度は比較的高い事がわかりました。

平均年収は853万円と高収入な上に、残業代も比較的出してくれると評判です。ボーナスは業績連動型なので好景気時にはかなりの額になります。

給与以上に満足度が高いのは福利厚生面です。年に何度かは空席がある場合は無料で利用することができるほか、両親や子供も利用できる格安航空券を取ることができます。

また女性が多い職場ということもあり、育休や産休、介護休暇も取りやすくなっています。客室乗務員の場合は、妊娠が発覚した時点から産休扱いとなるようです。時短勤務している社員も多く、女性にとっても働きやすい職場だと言えます。

5-2. 仕事のやりがい・成長

仕事のやりがい・成長に関しても、高く評価されている傾向にあるようです。

口コミに多いのが「お客様から直接お礼を言われることで強いやりがいを感じる」「若いうちから様々なことにチャレンジさせてもらえる」という意見です。特に客室乗務員の場合は、1年目であってもお客様からはプロフェッショナルと認識されるため、高い質の仕事が要求されますが、お客様から直接お礼の言葉を聞けるという点で、高いやりがいを感じる人が多いようです。

他職種でも若いうちからチャレンジできる社風を感じるという口コミは多く、資格取得や教育面でもしっかりサポートしてくれるとのこと。年齢を問わず新しいことにチャレンジしていきたい人に向いている職場といえるかもしれません。

5-3. 人間関係・社員の雰囲気

人間関係・社員の雰囲気は、上下関係が厳しく体育会系であることがわかりました。

「若くてもチャレンジできる」という風潮がある反面、一度決まったことや上司の命令には背きにくい面があるという口コミが多く見られました。一般的な人間関係や雰囲気はそれほど悪くはないものの、こうした社風に不満を感じている(いた)社員は少なくないようです。

全日本空輸(ANA)が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。

  • 日本航空ビルディング株式会社
  • 東日本旅客鉄道株式会社
  • 楽天トラベル株式会社
  • 西日本旅客鉄道株式会社

6. 全日本空輸(ANA)への転職を成功に導くたった1つのコツ

全日本空輸(ANA)に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。

全日本空輸(ANA)への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由としては下記の3点です。

  • 全日本空輸(ANA)の非公開求人がもらえる可能性がある
  • 全日本空輸(ANA)に特化した面接対策が可能
  • 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

理由1. 全日本空輸(ANA)の非公開求人がもらえる可能性がある

転職サイトや企業の採用ページに載っていない「非公開求人」を、転職エージェントは大量に保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上、表立って募集はできないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する内容のもので、給与やポジションなどがハイグレードであるという特徴がある。

当然、大手の転職エージェントであれば、全日本空輸(ANA)の非公開求人も保有しています。

さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、御社で採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業しにいくケースも多々あります。

なので、公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい案件ないな」と思っていたとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。

理由2. 全日本空輸(ANA)に特化した対策(職務経歴書・面接)が可能

転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、全日本空輸(ANA)のような大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。

具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。

そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。

転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です

※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる

転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。

あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。

正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。

逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。

理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる

年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。

転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。

少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

7. 全日本空輸(ANA)転職で必ず登録すべき転職エージェント4選

全日本空輸(ANA)への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!

全日本空輸(ANA)志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

  • 全日本空輸(ANA)に関する求人(非公開を含む)を持っているか
  • 全日本空輸(ANA)転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
  • 全日本空輸(ANA)以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか

具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(どれも、登録自体は3分程度で、完全無料で費用等は一切かかりません)

登録必須度特徴
リクルートエージェントすべての方に◎業界最大手で全日本空輸(ANA)への多数の転職実績もあり、信頼による求人もノウハウもあり。
dodaすべての方に◎業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。
パソナキャリア初めての転職の場合は◎サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。
JACリクルートメント技術系の場合は◎スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。

上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。

  • 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
  • グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録

それでは、各社の特徴をご紹介します。

7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。

業界最大手なので、全日本空輸(ANA)への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。

  • 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
  • 信頼による非公開求人の獲得

全日本空輸(ANA)へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判

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doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。

リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。

doda公式サイト:https://doda.jp/

※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制

パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。

具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。

  • 親身に転職相談にのってくれる
  • 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
  • 電話・メールのレスポンスが速く安心できる

求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェントdodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。

パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。

7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1

JACリクルートメント

JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。

全日本空輸(ANA)に関しては、特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。

アドバイザーの提案力も高く、全日本空輸(ANA)以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。

JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選

業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。

8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります

スクリーンショット 2015-10-18 20.29.18

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。

8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する

担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。

現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と

一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

8-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)

「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」

書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。

8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない

数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。

8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる

内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。

この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。

内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。

8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する

時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。

大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。

感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。

さいごに

全日本空輸(ANA)での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

全日本空輸(ANA)は年収・働きやすさともに満足度が高く、チャレンジできる社風にあることがわかりましたが、上下関係が強く、体育会系の風潮があるという点も考慮しておいたほうがよいでしょう。

ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知る全日本空輸(ANA)転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。

全日本空輸(ANA)転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。