外資コンサル志望者のための転職を成功に導く全知識

外資 コンサル 転職

「外資コンサルへ転職したいけど、外資コンサルってどういう働き方なんだろうか?自分の今のキャリアで転職できるんだろうか?」と不安に思っていませんか。

外資コンサルティング業界は、秘匿性の高い業界のため、ほとんど情報が外部に漏れることがありません。非常に人気の高い業界ですが、いまひとつ内情まで理解できていない方が多いのではないでしょうか。

このページでは、現役でコンサルティング業界専任の担当者として今まで1000人以上の方と面談をしてわかった外資コンサルへ転職する際に必要な全知識について下記の流れでお伝えいたします。

  1. 外資コンサルへの転職で求められる4つのポイント
  2. 外資コンサルティングファームの年収体系
  3. 外資コンサルタントの働き方
  4. 外資コンサルに転職すべき2タイプの人

1000人以上の方と面談をしてわかった、ここだけは押さえておいて欲しい上記のポイントを理解することで、外資コンサルティングファームに行くべきかどうかの判断がつくことでしょう。

<2019年4月:最新情報>

4月は、転職活動を開始するには最高のタイミングです。なぜなら、3月の退職や人事異動に伴って、企業が好条件な求人を募集する時期だからです。

一方で、多くの求職者が動く時期でもあるため、人気の求人は短期間で定員に達してしまう場合があります。良い求人を確実に手に入れるために、可能な限り早いタイミングで転職活動を開始すべきです。

そのため、以下の簡単なステップで早めに転職を開始しましょう。

  1. このページを見ながら、外資系の転職に強い複数の転職エージェント(『JAC Recruitment』『リクルートエージェント』など)に登録する
  2. それぞれのエージェントから連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける

※3月は求職者数が多く、転職エージェントの担当者は、より多くの人のサポートを行います。登録後、転職エージェントからの連絡に可能な限り細目に対応することがポイントです。そうすることで、優先的に良い求人を紹介してもらえる可能性が劇的に上がり、転職活動を円滑に進められるでしょう。


1. 外資コンサルへの転職で求められる4つのポイント

狭き門の外資コンサルティングファームですが、転職時にはどの様なポイントで見られているのでしょうか。実際に自分自身が選考の対象になっているのかどうか、まずはこのポイントを押さえておく必要があります。

4つのポイントを確認することで、選考の対象になっているかどうかを確認することができます。

1-1. 学歴

コンサルティングファームでは学歴を重要視しています。

なぜかというと、コンサルティングファームでは考えやアイディアを売る商売のため、商品はコンサルタント自身だからです。物の商品を扱っている会社と異なり、コンサルタントの良し悪しで会社の良し悪しが決まってしまいます。

そのため、受験勉強を根気よく耐え抜き、結果をだした高学歴の方のほうが、確率論で成果を出せる方と見る傾向があります。

特に、戦略を考えていく戦略コンサルティングファーム(ボストンコンサルティングやマッキンゼーなど)は、学歴で足切りを行っています。

外資コンサルティングファームの学歴

戦略コンサルティングファーム:旧帝大、一橋、早稲田、慶應、海外有名大学

総合系ファーム:上記+MARCH

学歴を覆し、コンサルティングファームに入社する方法

戦略ファームは相変わらず学歴主義を貫いています。しかし、総合系ファームは学歴の高い方を好まれますが、スキルを持っていれば入社ができるようになってきました。

具体的には、経営かITで特化したスキルを持っていることが条件となります。

学歴がなくても総合系ファームに入社できるスキル

経営スキル・・・経営戦略、会計、人事、サプライチェーン(物流)、CRM、など

ITスキル・・・セキュリティ、ネットワーク、サーバー、デジタル領域、PM力、など

1-2.年齢制限

採用と年齢はよく語られる内容ですが、コンサルティングファームと応募時の年齢はどのように関係するのでしょうか。

結論は年齢と経験にもよりますが、35歳が目安になってきます。その理由としては3つの背景があります。

  • ハードワークのため
  • 会社で働いている人が若いため
  • 能力の習得速度のため

理由1. ハードワークのため

コンサルティングファームは、基本的に労働時間が長い業界です。時には、2ヶ月間のプロジェクトで常に深夜2時、3時まで働く生活を強いられることもしばしばあります。

その忙しい仕事に耐えられる体力が非常に重要になってくるのです。

理由2. そもそも会社で働いている人が若い業界のため

メーカーや金融など、役員クラスはほとんどが50代後半以上で構成されていると思いますが、コンサルティングファームでは40代で役員になることが多いです。必然的に30代で部課長クラスになる方もおります。

実力主義の世界のため、早ければ30代で役員になられる方もおります。

そのため、未経験でコンサルティングファームに入社される方は、プレッシャーも多く、ついていけない状況になってしまうことが予想されるので、採用する側も慎重になってしまう傾向にあります。

理由3.能力の習得速度のため

コンサルティングファームは考えを売る仕事のため、独自の手法やノウハウを駆使して、顧客に価値を提供しています。

その手法やノウハウを習得するには、ある程度の時間と吸収力が必要になってきますが、30代中盤以降になってくると、習得する時間も限られてきますし、仕事の型もある程度身についてしまっています。

そのため、企業側としても採用にリスクを感じてしまい、避ける傾向にあります。

年齢的に適齢期を過ぎたが、コンサルティングファームに入りたい場合

実際、私は38歳未経験で外資コンサルティングファームへの転職をサポートさせて頂いた方がおります。

あくまでも参考であって、決して無理ではないのです。必要なのは経歴です。

1-3. 求められる経歴

では、外資コンサルティングファームではどの様な経歴を求められるのでしょうか。

外資コンサルティングファーム内では、大きく「業界軸」と「業務軸」で専門領域が分かれております。

例としてアビームコンサルティングの組織図をホームページからお借りしてきました。

アビームコンサルティング自体は国内系ですが、外資コンサルティングファームも同様の組織となります。

先ほど、学歴の項目で、専門領域のお話しをしましたが、「業界軸」か「業務軸」のどちらかで、一貫した強みを持っていれば、外資コンサルティングファームに入るチャンスがあります。

1-4. 英語力

英語力の必要性は年々高まっています。理由は大きく2点あります。

・グローバルでナレッジの共有を行っているため。

・顧客となる企業がグローバル展開をしており、プロジェクト内で英語を必要としているため。

採用の段階で英語が必ず必要という訳ではありませんが、持っていれば有利になることは間違いありません。

1.初級(TOIEC700点以下)※TOIECの点数は目安です

入社後に苦労することになるでしょう。語学学校に通うなどして英語力を高めることをお勧めします。

2.中級(TOIEC700〜850点)

このレベルの方は、ビジネスレベルの語学力を求められる求人でなければ、入社してから英語力をのばした方が効率的です。ある程度の基礎はできているので、普段の業務内で英語力をのばしていきましょう。

3.上級(TOIEC850点以上)

このレベルの方は、基本的な内容のやり取りはできる人が多いでしょう。あとは契約や交渉、業務上の専門用語など、活きた英語をのばしていくだけです。

2. 外資コンサルに転職すべきタイプとそうでないタイプの人

外資コンサルティングファームですが、どの様な人が転職すべきなのか、またすべきではないタイプなのか。

2-1. 早く能力を得たい人には魅力的な業界

入社して即プロとして顧客からは高いフィーを頂くため、嫌でも能力を高めていかなければなりません。ノウハウや知識を若い内に得て、実際の現場で発揮することができるのは、コンサルティングファームの大きな魅力です。

しかも、プロジェクト単位で数か月から長くても1年で、様々な企業のケースを見ることができます。

大手日系企業に入社して、中核の仕事は40歳以降にしか任せられない、という様な企業に勤めている優秀な若手層の方はマッチしていると思います。

2-2.  逆に失敗する可能性が高い人

外資コンサルティングファームは、一生居続ける業界ではありません。(もちろん中には長く続けている人もいますが、ほとんどの方は転職していきます)求められるレベルも高いため、それなりの覚悟がなければ転職はお勧めいたしません。

外資系企業へ失敗しないための方法は、「外資系転職での失敗3パターンと後悔しないための全対策」をご確認ください。

3. 外資コンサルタントの働き方

3-1. コンサルタントは激務

コンサルタントは給与がトップクラスだが、仕事時間もトップクラスに多い職種です。転職し、最初のうちは平均0時過ぎ、土日のどちらかは潰れる、位の覚悟が必要です。

その理由は2点あります。

・課題解決をすることが仕事のため、正解がないものに回答を出さなくてはならない

・顧客からは非常に高いフィーを頂いており、求められる水準が高い

3-2. ワークライフバランスを取りながら働くポイント

それでは、どんな人でも忙しい生活をしているかというと、そうではありません。

過去お会いした、ある戦略ファームの20代後半の方は、年収1800万円を稼ぎながら20時頃には会社を出ているとのことでした。

では、なぜその様な働き方ができるのでしょうか。

早くランクアップしよう

一番の方法は、早く能力をつけて、ランクを上げることです。

先ほどのある戦略ファームの方は、マネジャーレベルの方でしたが、そのランクまで上がるとある程度自分で業務をコントロールすることができます。

逆に、アソシエイトやコンサルタントランクから上がれない方は、いつまでたっても仕事を振られて、業務に振り回されることになります。

4. 外資コンサルティングファームの年収体系と年収を上げる方法2選

4-1. コンサルタントのランクと年収形態

外資コンサルティングファームは、全業界の中でもトップクラスに年収の高い業界です。

では具体的に、どの様な年収体系になっているのか見ていきます。

基本的に、タイトルと年収がリンクしている形態をとっています。

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(出典:career incubation)

タイトルは会社ごとに異なりますが、概ね同じ様な呼び方をしております。

細かく分けると、同じタイトルの中でさらにいくつか分類されているため、年収にも幅がでてきます。

外資系コンサルタント年収.png

成果主義のため、実力がなければ年齢が高くなってもタイトルが上がることはありません。

年齢相応の成長がなければ、いづらくなってしまうのが現状です。

4-2. 年収を順調に上げるための方法2選

では、社内で順調にタイトルを上げ、年収をアップさせていくにはどうすればいいかをお伝えします。

4-2-1. 成果を出している上司に気に入られる

コンサルティングファーム内では、常にいくつかのプロジェクトが動いています。その中でも、成果を出しやすいプロジェクトと出しにくいプロジェクトに分かれます。

一番確実なのは、成果を出している上司に気に入られて、プロジェクトに誘ってもらうことです。

「そんなこと?」と思われるかもしれませんが、冒頭にも記載したように、コンサルタントはモノではなく考えを売る仕事です。

成果を出している方からノウハウを教えてもらうことが、一番の早道となります。

4-2-2. 顧客からの信頼を得る

評価のされ方ですが、上司はもちろん、顧客からの評価も成績の対象となります。プロジェクトは、3~6か月程度の期間が決まっているため、その間に顧客とのリレーションを高めることが重要です。

そのために大切なことは、結果を出すことは前提ですが、どれだけ顧客のために身を粉にして考えてきたかということです。

顧客も普段のミーティングや話合いの中で、担当のコンサルタントが一生懸命かそうでないかは見分けがついてしまいます。問題解決を売るコンサルタントに、完璧な答えはありません。限られた時間の中で、どの様に仕事に取り組んだかの「姿勢」を非常に問われる仕事なのです。

5. 外資コンサルへの転職なら登録すべき転職エージェント

実際に転職する際は、エージェントを使って転職することをおすすめします。

コンサルティング業界は、先行の難易度が極めて高いということはご存知の通りですが、それぞれのファームで独自の対策が必要です。「フェルミ推定」や「ケース問題」などは特に対策しておかないと当日失敗したと後悔する人が多いです。

今回紹介する転職エージェントは、模擬面接をしてくれたり、過去問題を教えてくれますので、まずは3〜4社ほど話を聞いてみましょう。

『JAC Recruitment』

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JAC Recruitment』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、イギリスや中国など世界に8拠点を持ちます。

面談も非常に丁寧で、キャリアの棚卸、キャリアプラン相談、レジュメ添削、面接対策まで全て無料で提供してくれて、相談をするだけで考えがまとまり、大いに役に立ちます。

ただし、総合転職エージェントにありがちですが、給与やポジション交渉などはあまり得意でなく、的外れな案件を大量に紹介されるなどといったことはコンサルタントによってはあるようです。

非常におすすめの転職エージェントですが、合理的な社風でシビアに応募者を評価するため、市場価値が低いと判断されると案件をあまり紹介してもらえません。

そのため、まずは自分の市場価値を知るところから始めるという意味でも、 相談してみることをおすすめします。

『ムービンストラテジックキャリア Consultant転職』

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ムービンストラテジックキャリア Consultant転職』は、コンサルティング業界に特化したエージェントで、元戦略ファーム出身者が多いため内部情報やコネクションで引っ張ってきた案件が多いです。

レジュメの添削はもちろん、コンサルティング業界特有の面接対策(フェルミ推定やケース)についても、主要ファーム別にしっかりと対策をしてくれます

外資系コンサルティング業界に興味がある場合、必ず相談するべき転職エージェントです。

『アンテロープ』

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アンテロープ』は、外資系金融・コンサルタンティング業界両軸を得意とする転職エージェントで、主要外資系コンサルティングファームの案件が何かしら常にあるほど、案件確保には力があります。

金融と両軸での運営のため、案件は経営戦略、事業戦略、企業再生、M&A、財務といった金融周りのものが多いです。

『コンコード』

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コンコード』は、案件数やコンサルタントの質で言えば上記2社と比べると品質に差があるようですが、とにかく親身に何度も面談を行ってくれ、徹底的に面接対策をしてくれると評判です。

コンサルティング業界の面接は難易度が非常に高く、対策が必要なので、こちらも相談してみると良いでしょう。

『リクルートエージェント』

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リクルートエージェント』は、外資に特化はしていませんが国内最大の総合転職エージェントなので、外資の案件数も圧倒的です。

今どのような案件が存在しているのかを知り、またそれに対して自分の応募資格があるのかどうかを確認するという意味で、不安に思っている人は相談してみると良いでしょう。

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。

普段表舞台にはなかなか出てこない外資コンサルティングファームですが、大企業の大きな決定や舵取りの裏には、ほぼコンサルティングファームの存在があります。

しかりと情報を集め、納得した上で転職すれば、素晴らしい経験ができるかと思います。

外資コンサルティングファームへ興味を持っているあなたが、正しい選択をしてけることを願っております。